朝、目が覚める。リビングへ行って、新聞を広げる。ドサッと落ちるチラシの束。
ページをめくる。記事よりも目立つ広告スペース。
テレビをつける。早朝も、午前も、午後も、深夜も、通販番組のオンパレード。
道を歩いても、車を運転しても、電車に乗っても、宣伝・広告が私たちを取り囲む。
私たちの毎日は、無数の宣伝広告に囲まれています。
「あれがいいよ」「これもいいよ」と買え買えメッセージに囲まれています。
いったいぜんたい、どれがいいのか、何を信じればいいのか、分かりません。
今って、そんな時代ですよね。
情報化が進み、私たちの生活は確かに便利になりました。
でも、情報が多すぎて、うんざりしている人も多くないでしょうか?
多くの情報を効率よく処理できる人、
自分にとっての必要性やメリットとデメリットなど分析できる人、
そんな人にとっては、良い時代でしょう。
でも、そうでもない人も多いと思いませんか?
情報処理とか、分析・検討・比較とか、
そういったことが実は面倒だっていう人、多くないでしょうか?
そういう人にとっては、大型店でたくさんの種類の商品が並んでいることも、
インターネットで無数の選択肢があることも、あまりうれしいことではないでしょう。
そういったお客様は、
「商品のことに詳しくて、人間的にも信用できる人が、
自分にとって本当に良い商品だけを選んで教えてほしい」
本音ではそんなふうに感じていないでしょうか?
とくに、ご年配の方々の中には、そんな方が多いと思います。
もしそうだとしたら、こういった対応が得意なのは誰でしょうか?
量販店や通販には無理です。
そうです。地域店にしか対応できないんです。
そういったお客様を相手にする場合、
量販店よりも通販よりも、地域店が絶対に有利なんです。
しかも、情報が多すぎてうんざりっていう人は、これから益々増えるでしょう。
このように、情報化が進み、多すぎる宣伝広告に囲まれる時代は、
地域店さんに有利な時代だと言えます。
Next >> 説明型商品は誰が売る?