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しっくりくるデザイン・50のルール「色使い」編

Infographic_Color-CRAYON-TIP1こんにちは!ためしてねっとのシゲです。

ワードやイラストレーターで自分でデザインしてみるんだけど、な~んかしっくりこないんだよね・・・というお悩みありますよね。

私も毎回そんな感じです。

 

最近、↓こんな記事を発見!

「ドキュメントデザイン」で最も重要な50のルールをまとめた「Color CRAYON-TIP Method」

 

大元の記事は、海外のデザイナーがアップしたものです。

The 50 Most Important Rules of Document Design: Color CRAYON-TIP Method

 

中身は、グラフィックデザイナーがデザインするにあたって特に重要な要素を

  • Color(カラー)
  • Contrast(コントラスト)
  • Repetition(反復)
  • Arrangement(アレンジ)
  • Why(なぜ)
  • Organization(組織化)
  • Negative Space(ネガティブスペース)
  • Typography(タイポグラフィ)
  • Iconography(図像学)
  • Photography(フォトグラフィ)

という10のカテゴリに分類し、各項目ごとに5つずつ、全部で50のルールを盛り込んだものが「Color CRAYON-TIP」(カラークレヨンチップ)というものです。

これらのルールに沿って、デザイン・構成していくと「しっくりくる」デザインができるというもの。

 

項目ごとにわかりやすく解説していきたいと思います。

今回は、「Color(カラー)」色の使い方についてです。

 

Color(カラー)

色使いの5つのルールを解説

 

◆その1:カラーホイール

カラーホイールを使って「Monochromatic(単色)」「Analogous(類似色)」「Complementary(2色配色)」「Split Complementary(補色)」「Triadic(3色配色)」「Tetradic(4色配色)」の正しいカラースキームを作成しましょう。

カラーホイールとは、↓これ!color

のっけから理論的なことはさておき(笑)

以下のようなサイトで中心になる色(イメージカラーなど)を1色決めると進めやすくなるということです。

「参考サイト」配色の見本帳|キーカラーで選ぶ配色パターン

 

 

◆その2:4色以下

1つのデザインに対して4色以下で配色すること。

これは、なんとなくおちいりがちでとても大事なルールです。

いろんな色を使うとにぎやかで作っているほうはとても楽しいのですが、見るほうはごちゃごちゃしたイメージだけが印象に残ってしまいます。

できるだけ使う色の数を少なくして(がまんして)スッキリとしたイメージを与えるためにも4色以下でデザインしましょう。

 

 

◆その3:感情と彩度

①真剣な雰囲気は彩度の低い暗い色で演出

②なじみやすさは明るくて彩度の低い色で表現

③子どもの注意を引くには彩度を限界まで上げて彩色するとよい

 

彩度が高い → 鮮やかな色のこと

彩度が低い → くすんだ感じの色のこと

20110125_1

 

 

◆その4:色彩心理学

赤色は「注意」「危険」、黄色は「幸福」「希望」、暗い色は「嫉妬」「恐怖」など、感情ごとに刺激を促す色彩があります。

これは、お馴染み!

交通標識なども、ちゃんと色の意味を利用して作られていますね。

 

「参考サイト」色が持つ効果と意味

 

 

◆その5:ホワイトは優秀な色

白色は「透明感」「啓発」「清潔感」「専門性」や、時によっては「高価」といった印象を与えられる万能色。

ここでいうホワイト(白)は、スペース(余白)の色のルールです。

上手に白いスペースを演出してあげると、上記のような印象を与えることができます。

その白を上手に使っているのが、アップルソフトバンク

両社ともイメージ通りではないでしょうか。

 

 

いかがでしょうか?色使いの5つのルール。

これを守るだけでも、しっくりしたデザインに近づくこと間違いなしですよ♪

 

 

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